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「冷えは万病のもと!血流を改善し、免疫力のアップが期待」


❄️ 冷えと免疫力・血流改善に対する鍼灸・運動アプローチ

はじめに:体温と免疫の密接な関係

千鍼灸整骨院です。

「冷えは万病のもと」という言葉は、経験則だけでなく、近年の研究によって科学的に裏付けられています。私たちの体温と免疫システムは密接に連動しており、体温の低下は免疫機能の効率低下に直結します。

1. 低体温が免疫力を低下させるメカニズム

体温が適正範囲から外れると、体内で働く免疫細胞(白血球など)の活動が鈍くなります。

多くの研究報告によると、体温が平熱よりわずか1℃低下しただけでも、免疫を担う細胞(特にウイルスや病原体を攻撃するNK細胞など)の働きが大幅に低下することが示唆されています(生体防御学分野における知見)

これは、体温が低下することで、免疫細胞が体内の異物を発見し、攻撃するための代謝活動が停滞してしまうためです。特に、血流の滞りは冷えの直接的な原因となり、免疫細胞を全身に運ぶ役割も妨げます。そのため、血流を改善することが、根本的な体質改善と免疫力向上への鍵となります。

2. 鍼灸による血流改善と自律神経への作用

当院では、鍼灸治療を通じて、ご自身の持つ自然治癒力と免疫力の向上を目指します。

A. 鍼刺激による局所血流の改善

鍼を特定のツボ(経穴)に施すことで、その周囲の組織に微細な刺激を与えます。この刺激は、血管を拡張させ、一時的に滞っていた局所的な血流を大幅に増加させる効果が確認されています(サーモグラフィー等を用いた研究より)。これにより、筋肉の緊張による硬結(しこり)が緩和され、疲労物質や痛みの原因物質が除去されやすくなります。

B. 自律神経系を介した全身の調整

冷えを感じる方の多くは、体温調節を司る自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れています。交感神経が優位になりすぎると血管が収縮し、冷えを引き起こします。
鍼灸治療は、内臓機能や血流を調節する自律神経に直接作用し、バランスを整えることが可能です。研究では、鍼刺激が副交感神経を優位にすることで、全身の末梢血管が拡張し、持続的な体温上昇効果をもたらすことが報告されています(日本鍼灸医学会などで多く発表)

3. マッサージ・運動による構造的な血流障害の解消

血流を妨げている要因は、単なる寒さだけではありません。

  • 姿勢と血流: 猫背や、デスクワークによる同一姿勢は、特定の部位の筋肉を持続的に圧迫し、神経や血管の通り道(血路)を狭めます
  • 当院の手技では、この構造的な機能を調整し、硬直した筋肉の緊張を解放します。これにより、血液がスムーズに全身を巡る環境を整え、冷えによる慢性的な肩こりや腰痛の根本的な解消を目指します。

4. まとめ:専門的なケアで冬に強い体へ

冷えによる不調や免疫力の低下は、鍼灸・運動によって根本的に改善が期待できます。

当院では、お一人お一人の体質と生活習慣を詳細に分析し、の施術をご提供します。

本格的な冬が始まる前に、血流と免疫力を高め、病気に負けない体づくりを始めませんか?

【より深く知りたい方へ:参考文献】

鍼の基礎研究から臨床への展望:全日本鍼灸学会雑誌,2023年第73巻4号,241-245内田さえ

千鍼灸整骨院sen
321-0936
栃木県宇都宮市平松2丁目2-10
tel 028-688-8756
宇都宮大学峰キャンパス南側周辺

施術責任者:江河亮太

[資格]

・柔道整復師
・鍼灸師
・あん摩マッサージ指圧師
・栃木県鍼灸師会理事役員
・とちぎスポーツ医科学センター(TIS) 協力指導員
・栃木県サッカー協会医事委員
・初級パラスポーツ指導員
・PHICIS Level 2
・日本赤十字社救急員
・日本スポーツ外傷救護インストラクターコース修了 (JSTEC)

[学会発表.講演]

・医学的に説明困難な症状(MUS)患者への鍼灸治療の1症例 
大学病院総合診療科と地域の鍼灸院の連携 (全日本鍼灸学会2025)

・スポーツ外傷.障害の応急処置(宇都宮市内高校授業担当:2024、2025)

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