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第58回 現代医療鍼灸臨床研究会

 第58回現代医療鍼灸臨床研究会に参加してきました。会場は、東京大学医学部教育研究棟鉄門記念講堂で開催されました。
晴天の秋空でキャンパス内には、多くの方々がお散歩や、歴史的な建造物を観に訪れていました。

 今回の研究会のテーマは、
「心と身体の不調〜鍼灸治療の果たす役割は?〜 専門医と連携するためのスキル」

 とのテーマで開催されました。
基礎講座では、昭和大学 准教授中村元昭先生、教育講座では、埼玉医科大学 教授松尾幸治先生から、最前線の精神科診療について講演をいただきました。精神科臨床における標準的な治療と併用しての鍼灸治療のあり方もお話しいただき大変学びの多い会でした。
 「心身一如」というように、心と身体は一体不可分のものとして捉えられている。身体を病めば即ち心を病むことであり、心を病めば即ち身体を病むという考え方。鍼灸の臨床研究からの有用性として、不安抑うつ症状に加えて、自律神経失調などを背景とした診断名のつかない身体愁訴を改善する効果が特徴的との話もありました。身体の不調がQOL生活の質を低下させているか、そこに対する介入の価値や重要性を再認識しました。「身体がらくになる」気持ちも、行動もかわり、やりたいことが自由にできる身体の状態へ少しでも近づけていけるように、千鍼灸整骨院はお手伝いさせていただきます。

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