前回の記事で運動と死亡のリスクファクターのグラフをご紹介しました。今回は、もう1つ分かりやすいグラフを提示して解説していきます。

上記のグラフは、介護が必要となった主な原因を調査した結果を表したグラフになります。細かくて見えにくい部分もあるかと思いますがご了承ください。上位から「認知症」「脳血管障害」「高齢による衰弱」「骨折、転倒」「関節疾患」「心疾患」などの項目が順に並んでいます。この中で、「高齢による衰弱」以外の全ての項目において、運動の有効性が示されています。
よくイメージがつきやすい筋力を維持していくとうこと意外にも、様々な疾病の予防、介護予防において非常に重要な項目といえます。
厚生労働省が勧める運動プログラム、青年年代の運動量の目安1日60分の息が弾む程度の有酸素運動を週に3〜5回、筋力トレーニングを週に2〜3回。65歳以上の年代の方々に対しての目安は、1日40分の運動(無理のない強度でどのような運動でも良いので)を推奨されています。
また、座り時間と健康の関連性も示されており主要20ヵ国の1日の座位時間を調査した結果では日本人が1番座位時間が長いとの結果があり、日本人は座りすぎによる健康問題のリスクが大きいといわれています。
運動をしなければならないのは十分わかっている。でも中々ねえと思われている方も多いかとおもわれます。まずは、動きやすい身体の状態に整えて、無理のない運動から始めていけると良いですね。当院では、様々な身体の状態、生活リズムの方に合わせた運動プログラムをご提案いたしております。お気軽にご相談ください^_^

千鍼灸整骨院sen
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