肩こりは、有訴率が女性で第1位、男性で第2位と日頃、カラダで不調を感じやすい部位です。特に、オフィスワークの方や、スマートフォンの使用時間の長さにより現在の生活に、切り離せない症状かもしれません。
鍼灸治療は、肩こりに対しての治療の研究は多くなされており、受診者の方の満足度の高い治療法として知られています。
今回は、セルフケアとして行いやすい手のつぼをご紹介します。ご自身で、ハンドマッサージをしてケアをする中で、2つのポイントをお伝えします。
合谷(ごうこく):親指と人差し指の骨が交わるところから、人差し指よりにあるへこんだところ。
落枕(らくちん):手の甲にあります。握りこぶしを作ると、人差し指と中指にくぼみができます。そこから手首側に少し下がる。
という名称の2つのつぼを覚えてください
①両手を全体的に揉み少し温めます。
②次に、手首の周りを全周さすります。その後手首を回して動かします。
③合谷、落枕、順番に10秒間じわ〜〜っと押します。(交互に3〜5回繰り返します)
④指5本をそれぞれ揉んでいきます。
⑤両手を全体的に揉みなじませます。
以上の行程を、深く呼吸を整えながら行うと気分もリラックして肩こりも楽になりますよ。
生活の中で少し、気持ちを切り替え自身の身体と向き合う時間を作ってみましょう。