腰痛、腰の痛みを感じたことのある方は多くいらっしゃるかと思います。身体の不調、痛みを訴える部位で常に上位に位置する訴えです。腰痛の要因も様々ありますが、今回は、座っている時の腰の負担についてお伝えいたします。
現代の生活では、1日8時間以上座った姿勢で生活される方が大多数をしめています。お仕事でデスクワークが多い方、車移動が多い方、学校生活も授業中は座っていることが多いですね。
生活上のあらゆる動作で、腰は使われます。立っている、座っている、前屈み、横になっている等。その中で、腰の背骨の間にあるクッションの役割をしている、椎間板という組織があります。ここにかかる力、負担を比べてみます。

出典 Nachemson.1976
立っている姿勢を100として、それぞれの姿勢での負担の変化をみてみます。仰向けで寝る25、立って前傾150、座っている140、立っている姿勢より、座っている姿勢の方が腰への負担が多いことが示されています。一見楽な姿勢の様ですが、腰へかかる負担は大きいという事実は、イメージと違いがあるのではないでしょうか。
長い時間の座り作業は、腰に負担がかかることは間違いに様です。適度に休憩をとり、歩くことが可能であればぜひ動きましょう。また、座りかたでの違いや、休憩中のストレッチなど、生活上でのケアや、管理の方法なども知っておくと良いですね。
当院では、施術を受けていただくだけでなく、ストレッチやエクササイズもお伝えします。現在の生活の中に取り入れやす方法を考えてご提案させていただきます。お気軽にお立ちよりご利用ください。
千鍼灸整骨院sen
321-0936
栃木県宇都宮市平松2丁目2-10
tel 028-688-8756
宇都宮大学峰キャンパス南側周辺

施術責任者:江河亮太
[資格]
・柔道整復師
・鍼灸師
・あん摩マッサージ指圧師
・栃木県鍼灸師会理事役員
・とちぎスポーツ医科学センター(TIS) 協力指導員
・栃木県サッカー協会医事委員
・初級パラスポーツ指導員
・PHICIS Level 2
・日本赤十字社救急員
・日本スポーツ外傷救護インストラクターコース修了 (JSTEC)
[学会発表.講演]
・医学的に説明困難な症状(MUS)患者への鍼灸治療の1症例
大学病院総合診療科と地域の鍼灸院の連携 (全日本鍼灸学会2025)
・スポーツ外傷.障害の応急処置(宇都宮市内高校授業担当:2024、2025)
